吉野敏明先生(よしりん)提唱の「四毒抜き」食生活

2025-01-31

私が今、健康のために取り入れている「四毒抜き」食生活について、ご説明させていただきます。

四毒とは、

「小麦」「植物油」「乳製品」「甘いもの」

つまり、戦後すぐに米国の余剰産物を処分するために(PL480条 農産物貿易開発援助法)持ち込まれたものです。
この「四毒抜き」で体調を回復させる方法は、歯科医師の吉野敏明氏(よしりん)がご自身の臨床経験から提唱されています。
毎日のライブや配信、非常に精力的でどんどんファンが増えていますし、実際に病気や症状が改善している人がとても多いです。
↓吉野敏明チャンネル

https://www.youtube.com/@yoshinodo

以下、ChatGptに手伝ってもらい「四毒抜き」について私なりに説明させていただきます。

吉野敏明先生の提唱する「四毒抜き」の食生活とは、日本人の健康を害するとされる四つの食品 —

小麦、植物性油、乳製品、甘いもの —を避けることを推奨するものです。これらは戦後すぐにアメリカから導入されましたが、日本人の体質には適さず、がんや生活習慣病の増加の一因とされています。それぞれの影響を簡潔にまとめると以下のようになります。

1. 小麦(グルテン)
  • 免疫系を撹乱する
  • TNF-αなどの炎症性サイトカインを増加させ、慢性炎症・関節リウマチ・糖尿病リスク増。
  • 腸のバリアを破壊(リーキーガット)し、炎症や自己免疫疾患を引き起こす。
  • 血糖値を急上昇させ、インスリン抵抗性を促進(肥満・糖尿病リスク)。

TNFα(腫瘍壊死因子アルファ)とは?

TNFα(腫瘍壊死因子アルファ)は、免疫システムが行う分泌炎症性サイトカイン(タンパク質)
感染防御やがん細胞の攻撃に関与するが、過剰に働くと自己免疫疾患や慢性炎症の原因となります。


つまり本来腫瘍を殺す役割のこのTNF-αが、免疫を撹乱されたために間違って滑膜を攻撃すると関節リウマチになり、皮膚を攻撃するとアトピー性皮膚炎になり、腸を攻撃するとクローン病になり、神経を攻撃するとパーキンソン病になり、、、と原因不明と言われる自己免疫疾患の原因となります。
そして本来がん細胞を殺すはずのTNF-αががんを攻撃しなくなってしまうため、がん患者が増える
、というのが吉野先生の説です。
実際の臨床数の多さ、体験者の声を聞くと納得します。

2. 植物油(特に酸化しやすい精製された油、加熱された油)
  • アセトンなどの有害物質が発生し、神経毒性・代謝異常を引き起こす。
  • トランス脂肪酸、不飽和脂肪酸の酸化により動脈硬化を促進し、心血管疾患リスク増。
  • 過酸化脂質が発がん性を持ち、DNA損傷のリスク。
  • 特にオリーブ油はホルモン様作用があり、子宮、卵巣、乳、前立腺がんの発生率を上げる
3. 乳製品
  • リン過剰摂取となり、副甲状腺ホルモン(PTH)が増加し、骨のカルシウムが溶け出す(骨粗しょう症リスク)
  • 腎臓に負担をかけ、腎結石・腎機能低下の原因に。
  • ホルモン様作用(乳製品由来のエストロゲン・IGF-1)がホルモンバランスを崩し、がんリスクを高める可能性。
4. 甘いもの(砂糖・果糖はじめあらゆる甘味)
  • 糖化(グリケーション)により、糖とタンパク質が結びつきAGEs(終末糖化産物)が生成される。AGEsは分解されにくく、体内に蓄積し変性、劣化して老化が加速する。
  • 脳内のドーパミン受容体を刺激して強烈な快感をもたらすため、ヘロインに匹敵する非常に強い依存性中毒性がある。
  • インスリン抵抗性を増加させ、糖尿病・脂肪肝の原因になる。

問題なのは、この4種の食品はどれも強い依存性があるということです!


江戸時代までは植物油も砂糖も幕府によって禁止されており、殆ど存在しませんでした。香川県のうどんも戦前まではあくまで副食でした。
江戸までの庶民の料理は「煮炊き」が基本、揚げ物などは大火事につながる危険性もあるからです。
砂糖の依存性の高さは古くから知られていて、江戸幕府は摂取を禁止していたそうです。(砂糖中毒の徳川将軍はいましたね…)
フライパンが導入され、炒め物をするようになったのは戦後すぐ。
そして戦後の癌患者は5倍以上に増えています。
また戦後、糖尿病患者は高度経済成長期に劇的に増加し、1940年頃(10万人以下)から何と100倍に(約1,000万人、予備軍を含めると2000万人以上と言われる)増加しています。

四毒の害は即時に出ず、何十年もの蓄積で発病するものが多いのです。
GHQの政策で学校給食にパンと牛乳、脱脂粉乳、揚げ物、トランス脂肪酸の塊であるマーガリンなどを何十年間も食べさせられ続けた戦後世代が中毒にさせられ、また、近年のスイーツの普及が拍車をかけ、まさに今それを体現しているのではないでしょうか?

というわけで、昔の日本人の食事に戻ってみませんか?


世界遺産にもなっている「和食」はやはり偉大です。日本人はお米を食べないと!

私の最近のお食事たち↓

鯵の開き定食、糠漬け、小松菜とじゃこのソフトふりかけ
鮭の具沢山味噌汁定食、もずく酢、糠漬け
米粉つなぎのおろしハンバーグ定食

私は2024年9月末からこの四毒抜きをかなり忠実に実行し、江戸時代の庶民のような食事を4ヶ月ほど続けてみて、かなりの手応えを得ています。
下世話な話ですみませんが、排泄物やガスが殆ど臭くなくなりました。
そして頭痛持ち(植物油の害)の私が、この(2025年1月)土用に入るまで全く頭痛が起こりませんでした。

近年ほぼグルテンフリーにしていましたが、疲れた時のコーヒー&スイーツは楽しみでした。
でも、それをガソリンにして動いていたところがあり、つまり「スイーツ中毒&ドーパミン依存症💦」だったのです。大して食べてなくても、量の問題じゃないです。
かなり危険でした。。

甘いものがどうしても欲しい時に買った米粉マロンシュークリーム
確かに美味しかったですが、その時だけでOK
クリスマスケーキ替わりに、おにぎりカフェタイム


スイーツ断ちが最初の数日大変でしたが、以前砂糖抜きをやったこともあるのですぐに慣れました。
慣れてしまうと、なぜお菓子があんなに欲しかったのかが不思議になるほどです。


冷えとりをしているグルテンフリーの人には、さほど難しいことではありません。


冷えとりと違うのは小麦と植物油を絶対やめることと、必須脂肪酸の摂取のために動物性脂肪は必須ということ。
私はいっときヴィーガンになろうとしましたが、なんか違う?と感じ、やっぱり動物性のものが必要!と身体でわかりました。
肉や魚をちゃんと摂るようになると、なんだかほっとしますよ。もともと大好きで。
油を使わない料理はちょっとした工夫は必要ですが、肉や魚の素材の油分を活かせば、精製された植物油は不要だということがわかってきます。すぐに慣れます。
腹7分目に慣れている人は無理する必要はありませんが、お米はたっぷり食べて良いので満足感も高いです。
でも私は胃弱な上に胃袋が小さいため、頻回食にしています。(ご飯やおにぎり少しずつを日に何回も食べる)

今やお米が本当に甘いと感じるし、野菜の甘味を舌が喜んでいるし、もっと言えば唾液が甘いし、水が甘露です。
更に買い物がほぼ生鮮食料品のみとなり、加工食品は豆腐と納豆と味噌、調味料くらい。家計がシンプルになりました。
たまに、いただきもののスイーツを口にすると、その糖度に脳がバグりそうになります!

2024年のクリスマスはチキンソテー、油なしで作りました
台所玉ねぎさんの名物「牧草牛ハンバーグ」をお惣菜でいただく

甘いものによる血糖値スパイク症状と糖新生を起こしていた私は、ドーパミンを出して血糖値を爆上げして必死に動く行動原理から、オキシトシン原理で幸福感とともにゆったり行動できるように、今、自分の内燃機関を変容させているのかもしれません。

移行期というのは色々と大変でデトックス症状もあります、が冷えとりで慣れているので大丈夫(笑)
特に植物性油の害が抜けるには3年くらいかかるそうですが、ある意味楽しみです。

ちなみに、かなり毎食しっかり食べていますが納豆ご飯や卵かけご飯だけ!、なんて時も多いですよ☺️

時々、朝からイワシをさばいたり、
真昼間から牡蠣の土手鍋!
ベーキングシートを使い、豚コマ肉の油だけで野菜もこんがり焼けます


2025年1月30日

2/1、2/2、2/5に若干加筆修正